
江藤農園は段々畑でお米も作っています。
毎年由布岳のふもとの野焼きが終わったころ、うちもしなきゃ!って感じで始まります。まずは草を刈って、近所の家に燃え移らないように、防火帯を作って、風にあおられて一気に燃えないように、上から焼きます。少しずつ焼いていくのですが、茅は燃える時の音が大げさ(?)で、バチバチ大きな音がするのでぎょっとします。
ふきのとう、カンノン草、セリなどいろいろ草の中にありますが、今日は野焼きに集中。
今年は天気も見ながら作業して、もしものために消防団からジェットシューターも借りて、水タンクも軽トラに積んで始めたので、ご近所さんから苦情を言われることなく無事終了しました。今年はきれいに焼けたので、なんだか上手にお米ができそうです。
1月15日を過ぎたあたりから江藤農園では蕗の薹(アキタブキ)の収穫がはじまります。湯布院の旅館では今の時期蕗の薹味噌を作るので、取れたらすぐ持ってくるように言われているので、直売所まで出回ることはほとんどありません。痛んでいたり形が悪いものは自家用の蕗の薹味噌になります。
お義母さんが作る蕗の薹味噌はきちんと湯がいてから水にさらして作るのでお上品な味です。私の作る蕗の薹味噌は、味噌より蕗の薹が多く、苦みを楽しむために水にさらさないのでかなりワイルドな味です。フキは切ったそばから色が変わるので、プライパンに油をひいて火をつけると同時に切って投入します。
毎食大盛りの白ご飯にたっぷりのっけて食べるので、なんだか丸くなった気がします。そしてのども乾く気がします・・・。あきらかに食べすぎです。
あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、江藤農園の仕事始めは毎年恒例の「七草」と決まってます。
お正月早々、湯布院の田んぼや畑を散歩を装って、うろうろ。今年は雪がないので探しやすくっていい感じ。心配だった大根もちょうどいいサイズに育って、セリもちょうどいい長さ。
今年の七草は、東京方面にある「自然食品F&F」さんでも販売中。近所にあるって方は見に行ってください。今年の七草はサイズが最近まれにみるドンピシャぶりです。
来年もちょうどいいサイズになるように頑張ります。(*^_^*)
明日からマックスバリュ湯布院店、別府店、上原店でも販売します。
江藤農園はふるさと納税の返礼品で野菜セットやお米をしています。
1万円の寄付の場合、お礼は3000円と決まっているので、箱代を除いた分の野菜をどんと送ります。夏野菜は単価が高いので箱が少々小さくなりますが、冬は大根、かぶ、ニンジンなどかさばるものが多く、こんなに送っては迷惑じゃないかと思いながら、「えいやぁ!」っと送ってます。その時々のおいしい野菜を入れるので、入っているリストは毎回手書きです。3回、6回、12回のコースの人は来月もあります。来月はゴボウとかこんにゃくを入れちゃおうかな。おまかせなので気が楽ですが、パクチーとかも食べるかな?って受け取る側も送る側もドキドキの返礼品です。
ちなみに白菜は箱に入りきらないので、オレンジクィーンっていうおいしい白菜がありますが、遠慮して送ってません。
大変そうなので、去年の今頃はこんなことをするなんって夢にも思ってませんでしたが、意外と楽しいです。